WSF2010首都圏(仮称)へ!実行委員会への参加・賛同のご案内 http://tokyo.socialforum.jp
社会運動、労働運動、人権運動、平和運動、環境運動、市民運動、NGO-NPOなど社会的連帯の活動に取り組んでおられるみなさん 私たちは、2010年1月に「WSF2010首都圏」(仮称)の開催を準備しているさまざまな団体と個人の集まりです。 WSFは、2010年に10年目を迎える世界社会フォーラム(World Social Forum)の略号です。2001年1月に、同じ時期に毎年スイスの保養地ダボスで開かれる世界経済フォーラムに対抗して、ブラジルのポルトアルグレ市で始まりました。 世界の政治経済エリートが新自由主義政策を進める場の一つとなってきた世界経済フォーラムに対し、WSFは草の根の民衆が、戦争も、搾取も、抑圧も、環境破壊もない「もう一つの世界は可能だ」を合い言葉に、出会い、語りあい、論じあう空間です。 その開催地となってきたのは、新自由主義政策のしわ寄せをもっとも被ってきた「南」の地域です。ポルトアルグレ(2001、2002、2003、2005年)に続き、インドのムンバイ(2004年)、ベネズエラのカラカス、マリのバマコ、パキスタンのカラチ(ともに2006年)、ケニアのナイロビ(2007年)で開かれました。以後は隔年となり、2009年はふたたびブラジルのアマゾン河口の都市、ベレンが舞台となりました。 2008年はというと、世界各地で1月26日に同時分散的に、WSFにつながる取り組みを行いました。日本でも東京の下町、荒川で、それまでWSFに参加、連帯する取り組みを継続してきたグループにとどまらず、さまざまなグループが加わって、地域のみなさんとともに「WSF2008あらかわ」を開催しました。2009年1月31日にも、ベレンのWSFに連帯して、東京・京橋で「WSF2009 in TOKYO」を開催しています。 そして来年2010年は、ふたたび各国・地域での分散開催になります。 起こるべくして起こったとも言える2008年からの金融危機は、新自由主義の破綻を決定的に明らかにしました。その一方で、間違った政策のツケは、世界でも日本でも、民衆にまわされています。すでに、雇用構造の柔軟化や一連の福祉政策切捨ての結果、従来は女性や障害者、貧困層などに押し付けられてきた社会的格差の構造が、派遣労働者、パートタイマー、シングルマザー、フリーター、生活保護家庭、非常勤を含む現場の公務員、サラリーマン、中小・零細企業経営者、農民、漁民、雇われ管理職などにも、どんどん広がっていました。そして今回の危機が、社会全体を一挙に貧困のスパイラルにおとしいれました。 こうした状況は、他方では保守主義、排外主義が蔓延し、排除の論理が叫ばれる窮屈な世の中を生み出しています。しかし、今回の危機で明らかになったのは、崩されつづけてきた社会的連帯の再構築が必要であるということです。生活・労働・環境・平和・人権など、これまで人びとが作り上げてきた価値が今こそ必要な時はありません。経済危機を口実として、社会的連帯への攻撃が強まっています。手を携えて、それに粘り強く抵抗しましょう。さまざまなグループが合流しつつ、それぞれ自立しながら、活発な討論や協働を重ねる多様な運動のあり方こそ、WSFが掲げる、もう一つの、あるいはもっとたくさんの世界の力の源なのです。 2010年、日本では1月下旬に「WSF2010首都圏」(仮称)、3月に「おおさか社会フォーラム」の開催が準備されています。私たちは、首都圏でのWSFの開催に向け、実行委員会への参加を呼びかけます。どのようなテーマや取り組みを実現するのかは、これから実行委員会に参加されるみなさんとともに作り上げていくプロセスにかかっています。 日本では政治の流れに変化の兆しが見えつつあります。経済危機と政治的変化を迎えた日本の社会運動が、それぞれの課題や地域・国境を越えてつながるための契機の一つとして、ぜひ「WSF2010首都圏」を作り上げるプロセスに参加してください。8月4日にWSF2010首都圏(仮称)実行委員会が立ち上がりました。今後とも実行委員会を重ねながら、みなさまの参加を広く呼びかけていきたいとおもいます。 2009年8月25日



















